幼児の英語教育におけるイマージョン教育とは

直観的なイマージョン教育とは

幼児向けの英語教育には様々なものがありますが、中でもイマージョン教育が注目されています。
イマージョンとは「浸す」という意味を持っており、英語の環境に身を置く英語教育方法です。
英語だけの環境であれば直観的に英語を吸収することが出来るでしょう。
このイマージョン教育には段階が用意されており、全体イマージョンとは全ての教育を英語で行います。
幼児であれば直観的な吸収が出来ますので、効率よく英語を習得することが出来るのです。
そして、学年が上がるにつれて日本語による授業を増やします。
よって英語と日本語をバランス良く身につけることが出来るのです。
これに対し部分イマージョンとは一部の教科だけ英語で授業を行います。
算数、理科、体育などの授業が英語で行われることが多く、それ以外の教科は日本語で授業を行っているのです。
このような教科は命令形が多く具体的なものであるため、幼児はこれまでの英語教育以上に吸収出来るでしょう。

手段として英語を使うことで習得

イマージョン教育とは、授業を英語で行うことで自然に幼児に英語を習得させる英語教育です。
そのため、英語を教科のひとつとして教えるのではなく、教科を学ぶ手段として英語を使うことで習得させています
しかし、中には「教科を学びながら英語を習得することは困難だろう」と考える保護者もいることでしょう。
イマージョン教育によって、幼児は英語を直観的に吸収することが出来るのです。
例えばアメリカの地理を英語で教えると、自然に英語のテキストを読むことや、英語のビデオを見たりします。
ここでポイントとなるのは「英語を使う目的がある」ということです。
英語だけを学んでいると英語を使う目的が明確にならず、幼児は英語教育に積極的になれません。
しかし、目的を与えることで積極的に吸収出来るのです。
そして、英語を使う必要性も生まれるので、より自主的に学んでくれます。