保護者にも情報交流の機会をもたらすペアレンツエデュケーション
保護者側に見られる英語への苦手意識
リオのオリンピックで、ブラジルでは公用語としてポルトガル語が話されていることが広く知られるようになりました。
一方で、オリンピックに参加したボランティアは、英語で対応する姿も多く見受けられました。
著名なアスリートである、ウサイン・ボルトも日本の取材に英語で答えていました。
いずれも、母国語のほかに、英語を簡単に話しているように感じられます。
一方で、日本人の私たちは、英語に身構えて暮らしています。
これから、子供たちに英語教育をお考えの保護者のみなさんでさえ、英会話は難しいものだから早く始めさせたいと考えてはいらっしゃいませんか。
そんな保護者の方々に、ペアレンツエデュケーションを実施しております。
幼児期から英語を始めることは、難しいからではなく、子どもたちにとってそのほうが英語習得が楽だからということを知っていただきたいと同時に、一緒に参加される保護者の方とも是非、情報交流をしていただきたいのです。
幼児期から長く英語教育を続けていただくためにも、保護者どうしの情報交流はとても大切と考えております。
ご家庭ぐるみで仲良くしていただくきっかけになればと考えています。
生活の中で英語を自然に身につけるために
日本にいると、英語の基礎知識があっても、英語を話す機会にはあまり恵まれません。
あかちゃんが日本語を話し始めるのと同じく、片言から始める機会がなくて、いきなり、大人レベルの英語に大人レベルで返さなければいけないと身構えてしまうことが、英語教育の壁を高くしているように思われます。
ペアレンツエデュケーションでは、ご家庭での簡単な協力がいかに英語教育に大切かを知っていただきたいと思います。
それは、語学ではなくて、日本語と同じように英語を身につけさせる近道と考えていただいてもよろしいかと思います。
日本語も学問ではなく、ただ単純に日本語として、私たちはいつの間にか話すことができるようになりました。
同様に、海外にいたら、いつの間にか英語を覚えたという経験はよく語られます。
日本にいても、保護者の方々のご協力があれば、同様のことが可能です。
また、同時に参加した保護者同士に同じ価値観をもっていただければ、一緒に遊んだり、ホームパーティをしたときに、自然に英語を取り入れていただくこともでき、よりよい環境をこどもたちに与えるきっかけになるものと考えております。