幼児の英語教育は語学だけではなく視野も広がる?
幼児が英語教育から得るもの
「英語だけを勉強しても賢くなるわけではない」。
幼児への英語教育を考える際に、こうした言葉を目にしたり耳にしたりして、迷ったことはありませんか。
確かに、英語ができたからといって、日本語があやふやだったり、知識がないようでは「賢い人」とはいえないのかもしれません。
しかし外国語を学ぶことは、外国の文化や歴史を知ることでもあり、世界に向けての視野が広がるというメリットもあります。
英語教育の際に触れた外国の絵本や映画を見て、その国の子供たちの暮らしに興味が向くこともあるでしょう。
また、英語教育を続けるうちに、外国の方の考え方を学ぶ機会も生まれます。
英語の言い回しやボディランゲージを学ぶことで、幼児は、日本人とはまた違う考え方が世界にあることを知ります。
英語教育のメリットとは、単純に会話ができたり、英語が読めたりすることだけではないのです。
言葉の背後に広がる文化や考え方を知り、自分の視野を広くするといったメリットも多いにあることを心得ておきましょう。
視野が広がる英語教育
しかし、幼児の視野が広がるようになるためには、英語教育にも若干の工夫が必要です。
絵本や映画をみるときに、親が意識してその背後にある文化について語ってあげると、幼児はその違いを意識しやすくなります。
例えば外国の子供が食べているお菓子など、わかりやすいかもしれません。
変わった色のキャンディーや、大きなハンバーガーなどは、子供でもはっきり違いがわかるものでしょう。
また、クリスマスやハロウィンなどの光景を一緒に見るのも面白いでしょう。
機会があれば、英語教室の行事に参加することにもメリットがあります。
実際に体験してみることで、印象はより強くなり、視野が広がるきっかけになります。
その際に外国人の先生と英語で会話をすることができれば、それは一つの成功体験となり、自分に自信を持つことにもつながります。
このように、英語教育には英語を学ぶ以外にも多くのメリットがあるのです。