幼児の英語教育の成長のカギは親との日常会話
英語は使わないとすぐに忘れる
世の中のグローバル化に伴い、幼児期から英語教育に、熱心な保護者がたくさんいますが、英語を習わせて満足してはなりません。
英語は単語を文字や音で覚えても、日常的に使わなければ、すぐに忘れてしまいます。
大人になっても話せていたのに、仕事でも使わず、使用する機会が減り、殆ど話せなくなった人もいるほどです。
そのため、身近な意思伝達のための言語として認識させるために、日常会話でも英語を取り入れていきましょう。
英語で会話するとき、一度頭の中で日本語から英語に変換させなければなりませんが、慣れてくると自然に英単語が出てきます。
最初から文法通りに話すのでなく、英語で話すことに慣れることが大切なため、日常会話に簡単な英語のフレーズを入れて、親子で英語を楽しみましょう。
英語教育は教材を使わなくても、日常でできます。
日常会話で英語を取り入れる
日常でできる幼児の英語教育は、まず挨拶からが馴染みやすく、一番に家族とも交わす言葉なので、使用する機会は多くあるでしょう。
例えば、朝起きたら「Good morning!」と挨拶することです。
簡単な英語でも、挨拶にすぐ取り入れるのは難しく、「Good morning!(おはよう)」の前後に使えるフレーズや、似た意味のフレーズを一緒に覚えると良いでしょう。
そして、「◯◯(名前)! Time to wake up ! (◯◯!起きる時間よ!)」と言い、幼児は「Okay, mommy!」と答えるだけで、覚える単語の数が増えていきます。
「Let’s get dressed. (着替えよう)」や「Did you sleep well? (よく眠れた?)」も朝の挨拶に使えるフレーズです。
毎日、朝の挨拶のバリエーションを増やしていきましょう。
また、おやつの時間も英会話を取り入れることができます。
「Guess what we’re having for a snack today! (今日のおやつは何か当ててみて!)」と聞いてみましょう。
好きなものや、興味のあるものの単語はすぐに覚えることができるため、自然と単語を覚えることができます。
幼児期は保護者と会話することで、聞いてくれる、リアクションをくれることに喜びを覚える為、積極的に英語を楽しく学んでくれるでしょう。