幼児に効果的な英語の声かけ

幼児に効果的な英語教育とは

今や、英語教育はどんどんファースト年齢が下がり、
3歳ぐらいの「幼児」と呼ばれる時期から学ぶ子供たちが増えています。
英語は、やはり世界中で使われている国際言語です。
アジアの中でも、中国や韓国などはものすごく英語教育に力を入れており、
その力は日本を凌ぐと言われています。
ですから、日本でも英語力を浸透させていくために、出来るだけ早く、
幼児のうちから英語教育を施そうとする親が増えています。
ただ、子供たちはそんな事情が裏にあることを知りませんから
「頑張って英語を身につけよう！」という決意で学んでいる訳ではありません。
ということは、幼児の英語教育には、私たち大人が考えるような方法ではなく、
もっと工夫が必要なのです。
それが、日常会話で使えるような声かけだと言われています。
では、日常の中でどのような英語で声掛けをすればよいのでしょうか。

最初の英語発音が最も重要

最も簡単で、しかも一番というほど人気のある声かけが
「Good Job!」つまりグッジョブ!です。
何故これが良いのかというと、まず、短くて楽しいフレーズだということが考えられます。
子供たちは、最初のうちは小さい「つ」のように
跳ねる言葉を話すことが難しい場合があります。しかし、そのフレーズは大好きです。
ですので、親や周りの大人が日頃から使っていれば、とにかく真似をしようとします。
しかもこの言葉は、親指を立ててジェスチャーを伴わせることも可能なので、
より、楽しくなる声かけなのです。
次の声かけは「Finished?」
日本語なら「終わった？」或いは「おしまい？」という意味合いで使用します。
この言葉もとても短く、しかもアクセントが良いために頭の中に残るフレーズです。
例えば、自分が遊んだおもちゃをお片付けするような場合、
お片付けも楽しめた方が、断然、小さい子どもであればやる気も出るはずです。
楽しくさせる一つの要素として、この言葉を声かけすることにより、
子どものやる気に火を点けることが出来ることがあります。
忘れないでください。幼児の英語教育は、とにかく楽しく、面白く、が大切であり、
最初は短時間に行うことも重要です。
ここまでは、日本で話している和製英語のような発音であっても、
大体それらしく聞こえる単語ですが、次は違います。
それは「Let’s clean up.」敢えて片仮名で書くのなら「レッツ クリーンナップ」です。
意味は「お片付けしよう。」とか「きれいにしよう。」となります。
クリーンアップ、ではなくクリーンナップと発音するのがキーポイントです。
子どもというのは、日本語であっても親や周りの人が話しているのを聞いて話し、
理解出来るようになります。
同じように、幼児の英語教育で大切にしたいのは、
正しい英語の発音で最初から聞かせること、です。
是非、和製英語にならないように注意しましょう。