生きた英語力を試す小学生向け「英検Jr.」とは
小学校受験で必須の「英検Jr.」
最近の小学校の受験で今話題となっているのが、「英検Jr.」と言われているものです。
以前は、「児童英検」という名前でしたが、変更してこのような名称になりました。
児童の英語教育の向上を目指し、かつ外国語の文化を理解するために導入されました。
テスト内容はリスニング形式で、当てはまる箇所に丸をつけていくのですが、基本的な英文解釈によるヒアリング及び表現力を理解する必要があります。
また、英語の発音に慣れることも大事ですので、リスニング対策が重要となります。
試験は毎年6月、10月、2月に一度だけ実施され、ランクごとにブロンズ(Bronze)、シルバー(Silver)、ゴールド(Gold)に分かれています。
ゴールドはヒアリングのレベルが非常に高く、単語のリーディングの問題も出題されるので、受験のある私立の小学校からは評価が高いとされています。
ゴールドレベルの合格者は特に少ないので、英語教育の向上も含めて、英会話教室や講習に通う児童がほとんどです。
「英検Jr.」に合格するまでの流れ
ブロンズとシルバーの違いは、問題数の量や単語の量ですが、ゴールドは単語のリーディングに加えてヒアリングのレベルも非常に高くなっています。
リスニングに関しては、英検5級よりも難しいとされています。
「英検Jr.」は「英検」と違い、公共の受験場所ありません。
そのため、受験者は主に英会話教室及び一部の塾生で、準会場として指定されている英会話教室や塾でしか受けることができないことから、世間ではあまり知られていない部分があります。
しかし、インターネットのオンラインで受験できる方法もあるため、一人で受ける場合はそうした方法がおすすめです。
どちらの方法にしても、英語教育を向上させるためには何回か実際に受ける必要があります。
一発で合格する人はほとんどいません。
そのため、まずは勉強期間が短いとされているブロンズやシルバーから受けてみることをおすすめします。
1か月から3か月ぐらい勉強すれば合格できるレベルなので、現代の英語教育で必要とされている「英検Jr.」をまずは体験してみるのがいいでしょう。