幼児の「英語脳」を育てる英語教育

英語脳とは何なのか

英語脳とは何なのか

「英語脳」という言葉を耳にされたことがある人も多いでしょう。
英語脳は、英語でものを考えて、思考を組み立てる脳のことをいいます。
普通、日本語を母語として育った人は、物事を伝えたいと思った時に日本語で文章を組み立てます。
英語で話すときは、その日本語を英語に翻訳するのですが、英語脳の人はそのまま英語で文章を組み立てて話をします。
リスニングにおいても同じで、英語を日本語に訳して理解するのではなく、英語でそのまま言っている事を理解し、把握するのが英語脳です。
ちなみに、リスニングについては、英語と日本語では発音される音もその周波数も違うと言われています。
大人になって耳が日本語に慣れてしまった後では、この英語の音は聞き取りづらくなっています。
幼児の、早い時期からの英語教育の重要性が指摘されるのは、大人になってからだと、こうしたリスニングの問題が生じるためでもあります。


英語脳を育てる幼児の英語教育

英語脳を育てる幼児の英語教育

では、幼児向けの英語教育はどれくらいの時期から始めるのがベストなのでしょうか。
リスニングのカギとなる英語の音に関しては、8歳くらいの時期から聞き取りづらくなるため、英語教育は早い時期から始めたほうがいいでしょう。
できれば、一歳になるころまでに、英語の音に触れさせておくようにします。
この時期を過ぎてしまうと、幼児は母語以外の言葉を第二言語として意識するようになります。
また、リスニングだけではなく、正しい発音をするためにも、早い時期での英語教育は重要です。
多くの日本人にとって、LとRの音を聞き分けることは困難ですが、10歳くらいの時期までの幼児は、これが可能だと言われています。
受験時期のリスニングだけではなく、大人になってから英会話を習う時に、LとRの聞き分け、発音に苦労するので、この対策ができれば、後々かなりの役に立つでしょう。
英語脳が育っている時期に英語教育をやめてしまうと、それまで育っていた英語脳が消えてしまいます。
そうならないためにも、根気強く英語教育を続けましょう。

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