幼児の英語教育を習慣にするためには

英語の勉強は習慣化が大切

外国で数年暮らせば、その国の言葉は多少なりとも身に付きます。
また、何年も外国で過ごした帰国子女の方が、日本で長く生活をするうちに、外国語を忘れるといった話もよく耳にします。
このように、言葉は習慣的に触れていなければ忘れてしまうものです。
また、問題なく会話ができる、自然に読み書きができるといった、いわゆる「使える英語」の習得には、長い年月が必要です。
「使える英語」は、ネイティブレベルの単語量の蓄積あってこそのものだからです。
英語の勉強は一朝一夕になるものではないと覚悟して、幼児の英語教育も、気長に取り組む方法を探しましょう。
そのためには英語の勉強を習慣化してしまうことが重要です。
毎日お風呂に入るように、ごはんを食べるように、英語に触れるきっかけを作りましょう。
幸い幼児期には、定時に会社に行く必要も、一定期間にテストが行われることもありません。
自分のペースで期限を決めずに取り組めるといった点で、幼児の頃から英語教育をすることは、英語の勉強を定着させるための最高の方法と考えられます。

英語教育を習慣にするために

英語教育を習慣化するために、できる方法はいくつもあります。
まずは日常生活に、勉強を組み込む方法はないか探してみましょう。
例えば朝、普段見ているテレビを英語のDVDや音楽にしてみてはいかがでしょうか。
遊ぶときも、おやつをいただくときも、家の中に流れる音をすべて英語にしてしまうのもよいでしょう。
楽しい歌やDVDであれば、それが英語教育であっても、子供が嫌がることもありません。
起きるときに、英語の歌で起こしてあげるのもよい方法です。
また、寝る前の絵本を英語の本にするという方法もあります。
読むときに単語を指さしてやれば、幼児が視覚でスペルを覚えるというメリットもあります。
褒めるときも、話しかけるときも、英語や英語圏の人がするボディランゲージを使ってやると、幼児が英語に親しみを持つきっかけにもなります。
幼児が英語に違和感なく接するようになってくれば、近くの英語教室に通い、習慣的に英語を勉強できる環境を作ってやるのもよいでしょう。