子どもに身につけて欲しい英語能力とは

どんな能力を身につけさせたいか明確にしよう

子どもに英語の能力を身につけてほしいと思っている保護者も多くいるはずです。
今後、社会やビジネスのグローバル化により、英語は世界の公用語になります。
そのため、将来を見据えて、幼児期から子どもに英語を学ばせる保護者が少なくありません。
しかし、身につけさせたい英語の能力を具体的に考えている保護者は、それほど多くはないのではないでしょうか。
英語に限らず、言語には聞き取る能力、話す能力、読み書きができる能力など、様々な能力があります。
子どもに英語の能力を身につけさせたいという漠然とした考え方では、適切な方法で学習することができません。
英語を使ったコミュニケーションに困ることがないよう、聞いて話す能力を身につけさせたい、単に話すだけでなく適切な英語を使えるように語彙力を身につけてほしいなど、保護者がどのような能力を子どもに身につけさせたいのか明確にしておく必要があります。

スピーキング力を重視する保護者が多い

子どもの英語教育に力を入れている保護者の多くは、スピーキング力を身につけさせたいと考えています。
その理由は、英語の文法を理解し語彙力があっても伝える能力がなければ、コミュニケーションが取れないからです。
実際に、英語の成績が良くても会話に生かせないという人も少なくありません。
使える英語を身につけなければ、社会やビジネスのグローバル化に対応していくことが難しいでしょう。
次に多いのはリスニング力です。
聞き取ることができなければ、コミュニケーションが取れません。
語彙力があり文章を理解できても、ネイティブの英語が聞き取ることができないと、使える英語を身につけたことにはなりません。
そのため、リスニング力を身につけてネイティブの発音も聞き取ることができるように教育する保護者が多いです。
文法力やライティング力は、優先度が低い傾向にありますが、子どものうちにできるようになってほしいと考える保護者もいます。
このように、それぞれ子どもに身につけさせたい能力は異なりますが、身につけてほしい能力を明確にし、それに適切な方法で学習をすることが大切です。